010霊長類3

「霊長類3……オマキザルのなかま」とは
オマキザルは中南米に分布する新世界を代表するサル。新大陸産のサルは旧大陸に比べ、一般に体が小さく、性格が温和である。最大のホエザルでも旧世界産のヒヒやテナガザル程度である。博物学者ビュフォンは、南米で食用に狩られるホエザルは、銃で撃たれても木から落ちず、なかまが傷口に指をさし入れて出血を確認すると、薬草を噛んでそこに塗布すると報告している。また、ホエザルの雌は子をおぶって運ぶが、インデオの女はこれを真似て赤ん坊を背負うようになったという。


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