037偶蹄類10

「偶蹄類10……ヤギ・ヒツジのなかま」とは
プリニウスの『博物誌』では、ヤギは鼻から息が抜けないので体温が高くなり、そのためヒツジより元気がよく、いつも熱にうかされたように動きまわるとされている。またヤギは夜でも日中と同じように目が見えるとされ、その肝臓は夜盲症の治療薬とされた。スケープゴート(贖罪のヤギ)という言葉が、旧約時代のユダヤ人が、自分たちの罪を負わせたヤギを荒野に放ち、贖罪としたことにちなむものであるように、もっともポピュラーな犠牲獣のひとつでもある。


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