絶滅の恐れのある世界の動物に関するレッド・データ・ブックは、IUCN(国際自然保護連合)によって1966年にはじめて刊行され、1986年からはレッド・リスト(正しくはIUCN Red list of Threatened Animals)がレッド・データ・ブックに先行して刊行されるようになった。ここでの表記は、2004年度版までのレッド・リストを基準とした。
[凡例]
EX |
絶滅種 |
最後の個体が死亡したことが明らかなもの。 |
EW |
野生絶滅種 |
飼育下でしか生存していないもの。または本来の分布域以外の地域に帰化した個体群のみが生存しているもの。 |
CR |
絶滅寸前種 |
近い将来、高い確率で野生では絶滅に至る危機にあるもの。 |
EN |
絶滅危惧種 |
絶滅寸前種についで、近い将来、野生では絶滅する恐れがあるもの。 |
VU |
危急種 |
野生では中期的に絶滅するおそれがあるもの。 |
LR |
低リスク種 |
継続的な保護策の対象になっているものなど。 |
NT |
準危急種 |
保護依存種ではないがVUに近いもの。 |
DD |
情報不足種 |
絶滅の恐れがあるかどうかを評価するには、分布や個体数についての情報が不足しているもの。 |
NE |
未評価種 |
評価基準に基づく評価がされていないもの。 |
無印および( ) |
種の一部が上記カテゴリーに含まれるもの。 |