「スズメ類5……ヤイロチョウのなかま」とは
赤、青、黒、白、緑など多色で派手に飾られた姿から、その名がつけられた。その鮮やかな体色から「宝石ツグミ」などとも呼ばれる。
クモ、アリ、カタツムリなどの小動物を餌とし、太平洋諸島にすむノドグロヤイロチョウは、石を鉄床のかわりにしてカタツムリの殻を叩き割る。
多くの種は長距離の渡りを行い、その時期以外はほとんど飛ばないが、飛翔力はきわめて強い。鳴くのは夜明けや夕暮れが多く、暴風雨の前や月夜の晩にはほかの鳥たちとともに大合唱を響かせるという。
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