071スズメ類31

「スズメ類31……ホオダレムクドリのなかま」とは
下くちばしの両側にある肉垂れがその名の由来。ニュージーランドに3種が生息していたが、代表種のホオダレムクドリは、20世紀に入って絶滅した。もともと飛翔力が弱く、地上で採餌するために餌食になりやすかった。かつてマオリ族の酋長は、この鳥の尾羽を頭の帯に挿し、高貴のシンボルとして用いていた。ヨーロッパ人もこれをまね、帽子のリボンにこれをつけはじめたことも、絶滅の原因のひとつとして考えられている。


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