2016-3-1 UPDATE

アカテガニ

大潮の日の放仔

アカテガニは海に近い森に暮らしています。七月から八月にかけての大潮の日に群れで川を目指し、川岸に辿り着くと、満ち潮で作られたさざ波を慎重に見極めて、川に入って身を揺らします。おなかに抱えている卵から孵化した幼生を海に届けているのですが、森の中で暮らしながら、どうやって大潮の日を知るのかというのは最大の謎です。 [7分17秒/字幕:日本語]