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春、南方で生まれたアサギマダラは、信州など、夏の繁殖地へと移動しますが、その旅の途上で必ず、各地に残るスナビキソウの群落を訪れます。しかも、たまたま咲いていた花を抜群の嗅覚で探し出しているのではなく、何らかのセンサを働かせ、特定の場所のスナビキソウの開花時期に合わせて旅立ったかのような、絶妙のタイミングで訪れるのです。 [5分47秒/字幕:日本語]
動物や植物たちは私たちには想像もつかない不思議な能力を持っています。いま私たち人類も謙虚な気持ちで生き物たちの不思議な力を学んで・・・
ワシタカ類は、渡りの朝、多数が集まって上昇気流に乗り、「鷹柱」を・・・
絵本に出てくるような鮮やかな赤い色で、一際目立つキノコ、タマゴタ・・・
身近な大型アリとして、詳しく研究されているクロオオアリ。しか・・・
春の田畑を舞うツバメ。東南アジアやオーストラリア北部で冬を過ごし、桜の咲く頃、日本に渡ってきます。ツバメの平均寿命は一年半程度で・・・
秋の気配が深まってくると、田畑や草むらのそこここから聞き慣れた虫の声が響き始めます。中でもコオロギは、まだ気温が高い日中から競う・・・
春になると、ため池や渓流など、様々な場所に現れるアメンボ。アメンボと言えば、このナミアメンボと呼ばれる種を指します。通常、一年間・・・
アカテガニは海に近い森に暮らしています。七月から八月にかけての大潮の日に群れで川を目指し、川岸に辿り着くと、満ち潮で作られたさざ・・・